MRI検査とは? MRI検査の注意事項
MRI検査とは?
MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。

また乳がん検査において、MRI検査でしか描出できない多発乳がんが存在することは近年の論文で数多く報告され、Orelらは全体のn34%の症例にマンモグラフィにて検出できないMRI多発乳がんを認めたと報告されています。
(乳がん診療ガイドライン2008 検診・診断から引用)
MRI検査の注意事項
心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
人工内耳、人工中耳の方
血管へのステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
古い人工心臓弁の手術を受けられている方
眼に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
金属の義眼底の方
骨折によりボルト固定がされたままの方
躯幹全体に入墨のある方
妊娠3ヶ月以内(または妊娠が疑わしい方)
